Friday, September 23, 2016

ボディの前に車体

FRP一体整形ボディーを作る!とここで発表してしまったが
では一体どんな手順で作るのか。
残りは2ヶ月しかないのである。
そのうち10日間は完全にHBJ合宿週間
残り50日毎日やる訳にも行かないが
なんとか少しでも前に進めるように、計画を立てる。

まず下地を作る。
XLX61はそのままFRPを被せるには不都合な部分がいくつかある。
タンクはガソリンが漏れたり染み出て来ないように金属タンクにすっぽり被せるようにしたい。
ここはいいだろう。
シートのベース、前側の固定用のフックは活かして
リアは下側から固定。

ボディは整備性がいいようにファスナーでクイックリリース出来るように。
これは先日新潟のKenchopの石村さんに教わった半回転でクルッと外れるアレを使う。
もうファスナーとか病的に好きなんだ。

話が逸れたが、
サイドカバー、XLX61にもそれ以降のスポーツスターにも2003年までサイドカバーがない。

ないのは大いに結構なんだけど
左側にカバーを付けようとすると流れを損なうのがバッテリー
これにカバーをかけると左だけでっかくなってカッコ悪い。

上から見ても出っ張りが四角張ってイカさない。
そこでバッテリーを小型化して角がでないようにする。

上から見たらわかると思うけど、フレームの形に逆らうようにバッテリーが飛び出してるだろ?


SHORAIはエボスポーツではまるで問題ないが、
アイアンにはうまく行ってる実績がないので(ダメだった実例は知ってる)
アンチグラビティあたりを試してみたい。
これももう注文しないとね。
オイルタンク側はサイドカバーをしたままオイル量が見られるようにしたい。
うまく行くのか?
このオイルタンクも上から見るとちょっと出っ張り過ぎなんだ。


こっちも出っ張ってると言えばけっこう出っ張ってる。


最後にストラット
4速スポーツスターと同じリアフレームだからストラットは切らなくていいかと思ったけど、
ちょっと飛び出た半割のパイプは切らせてもらいます。
ここにフラットバーかパイプでベースを設けてその上にフェンダーを固定。


これでやっとボディの下地ができる。
ここまでやったら
タンクを載せる。
タンクとフェンダーを決めたら
サランラップ状のカバーで養生してから
スプレー式か2液式か決めてないけど
ウレタンでタンクとフェンダーとサイドカバー部分を全部埋める。
左右対称をきちんと出すならスタイロフォームのボードを積層してもいいけど
下のフレームやオイルタンクは左右で全然違うし、形が複雑だから



タンクの前上が結構とんがってるじゃん
このとんがりがFRPらしさを損ねてるんだ
まあ元々鉄だから当たり前なんだけど。


去年の僕はFRP のタンクみたいにしたくて
オレンジ黒のこのタンクを作った。
上のタンクをベースに角を叩いたんだ。
カンカントントンと音が出てうるさいから遠くの駐車場に停めたクルマの中で何時間も

キャップの位置もすこし後ろ目にした。

下のスポーツ純正タイプと比べて前のトンネルが深くしてある。
結果としてタンク下ラインが水平になる。


この辺のタンクも前はなだらかになってる。
横はシート+αくらいまで結構出っ張ってる。


一番奥のグレーは結構タンクの前がとんがってて
ややハイマウント。


 幅もこの広い方ぐらいあってもいいのか。



人は結婚と育児を経験し、ミニバンに乗って死ぬ…






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